洞窟はなぜ涼しいのか?〜恒久的な自然現象を利用した冷暖房システムFCON
2022/09/18
日本の真ん中、岐阜県を中心に夏は森林浴、冬は岩盤浴の快適空間を広めていますシェルピア高畑建設です。
洞窟はなぜ涼しいのか?
今年の夏も暑く、FCONの空間にご来館いただいた方々から
「こんなクソ暑いのに、なんでここはこんなに涼しいの?…エアコンないのに」
というお声をたくさんいただきました。
なぜでしょう?
その前に皆さん、神社の鳥居が赤いのはなぜかわかりますか?
元は地面の中の「赤土」に由来されていると言われます。赤土は鉱物(ミネラル)をたくさん含むため赤いわけなのですが、古代は鏡を作ったり刀を作ったりと「鉱山は文明の母」と言われるほど重宝されてきました。
ちなみに水を蓄える「井」という漢字、その水に鉱物を溶かして「丼」となり、これが変形して「丹」となりました。
丹の漢字がつく土地には鉱物がたくさん含まれているとと言われています。
話が飛びましたが…
FCONはエアコンのように風で空気をかき回す(乱暴ですね…エフコンに住むとエアコンには居られなくなりますw)ようなことをするわけではなく、輻射熱という科学反応によって室内空間の温度をコントロールします。温度変化を起こすのはパネルだけ。パネルでも触れないほど熱くなったり、指がくっつくほど凍りつく訳ではありません。だから光熱費も安いのです!
そのパネルの温度変化が、壁材の中の丹…つまり鉱物に反応して、室内全体がふんわりと涼しくなったり暖かくなったりします。
人間の身体の中にもミネラルは豊富ですので、パネル→壁だけでなく、パネル→人体にもこの輻射熱という化学反応は起こりますから、自然で優しい温度コントロールとなるわけです。
例えるならば、鍾乳洞や洞窟。
つまりFCON=エフコン(以前は光冷暖と呼ばれていました)は、原始的で恒久的な自然原理に基づいた、最新の冷暖房システムなのです。
シェルピア高畑建設では、快適空間のFCONをご体感いただくために宿泊体験をしていただけるモデルハウスがあります。
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